2012.01.14
干し肉
こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の吉田です。
今回のブログは干し肉です。
だんだん研究室ブログの路線から外れてきましたが、そのうち軌道修正します。
「冬になったけど干し肉まだ作ってないの?息子が楽しみにしているから早く作って欲しい」
と先輩に言われ、今シーズンはじめての干し肉を作ることにしました。
家で作る干し肉作りは、気温と湿度が高い季節は向きません。(腐るから!)
やはり、気温と湿度ともに低い冬がまさに干し肉シーズンです。
といっても、私が作る干し肉は自己流の簡単な物で、魚の干物作りに近い干し肉です。
(趣味程度とお考え下さい。)
魚も肉も干すと水分が飛ばされて旨みが凝縮されるので、ただ生を焼いただけの物とは
比べ物にならないほど美味しくなります。
又、熟成?も手伝ってか、ジューシーとかそうゆう部類ではなく、味に深みが出るというか
説明出来ない旨さです。
というわけで、早速作ってみました。
~吉田流干し肉の作り方~
①4~5%(鶏肉は3%)の塩水を500cc程度用意し、酒大さじ1、醤油大さじ1、
コショウ少々を入れ、漬け汁を作ります。
②豚肉ブロックを1cm程度の厚さに切ります。
ヘレ肉、ロースなど脂が少ない部位がおいしいと思いますが、好きな部位で構いません。
又、豚肉でなくても、鶏肉や牛肉でもOKです。今回は豚のヘレ肉と鶏のセセリ肉を使用。
③切った肉を漬け汁に約1時間漬け込む。
この時、肉全体に塩がまわらないと美味しい干し肉になりません。魚と同じです。
④キッチンペーパーでよく水気を切り、干し網に入れて乾燥させます。
私は気温の下がる夜間に干します。
さらに早く水分を飛ばすため、除湿器の風を下から当てて乾燥させます。
⑤朝、会社に行く前に冷蔵庫に入れて寝かします。(熟成?)
そして、また夜間に干す作業を2~3日間繰り返すと完成です。
⑥あとはフライパンなどで、じっくり焼いて食べるだけです。(※必ず加熱して下さい。)
もう最高の酒のアテになります。特に焼酎との相性バッチリ!
今だかつて、友人・家族(子供含む)でまずいと言った人はいません。
少し面倒ですが、美味しいので興味のある方は作ってみて下さい。
尚、今のところ誰もお腹をこわした人はいませんが、自己責任でお願いします。
一度、自社の食品菌検査してみようかな・・・。