2012.02.21

南天の実

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の高橋です。

南天の実が鮮やかな色を見せていたので撮ってみました。

南天.jpg

冬の間はどうしても寒々しい風景となりますが、
その中でこの南天の実の鮮やかさは際立っていました。

これだけ目立っていると、鳥に食べられてすぐ無くなってしまいそうですが
南天の実には鳥にとって有毒な成分が少量含まれていて、
一度には食べられないようになっているそうです。
これは色々な鳥に実を食べてもらって、
広い範囲に種を運んでもらうためだと言われています。

南天には他にも様々な成分が含まれていて、
その中に気管支を広げる働きをするものがあります。
それを利用したものとしてはのど飴が有名です。

植物を原料とした薬は色々ありますが、
私達のような防虫業者にとって関わりがあるものといえば、
シロバナムシヨケギク(除虫菊)などがあります。

これは殺虫剤のピレスロイドの原料となり、
古くは蚊取り線香などに利用されていました。
今では化学合成されたものに取って代わられてしまいましたが、
殺虫剤にも歴史があって紐解いていくと面白いものです。

南天2.jpg

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