2012.07.17
梅雨明け
こんにちは、昭和リーブス福知山店の高橋です。
近畿地方も本日7月17日に梅雨明けとなりました。
夏本番となり、虫の活動もより活発になってきます。
今日は夏の虫の一つであるトンボを紹介したいと思います。
まずはコシアキトンボ。
腹部の白いワンポイントが特徴で、
白い部分が空いているように見えるため名づけられました。
トンボは縄張り意識が強いのですが、その中でも喧嘩っ早いことで有名です。
ホバリングで縄張りを巡回して、入ってくる他のトンボを追い掛け回しています。
小回りが効いて動きが面白いので見ていて飽きないトンボです。
地面で休んでいる真っ赤なトンボはショウジョウトンボと思われます。
赤いトンボは色々いますが、一般的に赤とんぼと言われるのは
アキアカネであることが多く、それとは別の種類です。
先ほどのコシアキトンボのように飛び回っているわけではなく
縄張りのパトロールと休憩を繰り返しているスタイルです。
そして夏のトンボの王者ギンヤンマです。
大きさではオニヤンマのほうが大きいのですが、
ギンヤンマの美しさと堂々とした風格は別格のように思います。
ギンヤンマは縄張りの範囲が大きく、スピードも速いので、
写真に撮るのは苦労しました。
連結して産卵中なのはイトトンボの一種(クロイトトンボ?)
お腹を水中に突っ込んで植物の茎に産卵をしています。
イトトンボは小さく繊細で飛ぶ力も弱いため、
他の大きなトンボから隠れるように茂みなどにいることが多いです。
ホバリングで狙いを定めて、急降下して水面を蹴るようにして産卵を行います。
シオカラトンボはオスとメスで色が違います。
こっちがオスのシオカラトンボ。
シオカラトンボはメスの産卵中にオスが警護するはずですが見当たりませんでした。
すぐ近くで休んでいたこいつが相方かもしれませんね。
ハネがボロボロだったのでお疲れなのかもしれません。
皆様も暑い日が続きますので、お気をつけ下さい。