2015.07.30
セミの羽化
こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。
昼休みに羽化中のセミを発見したので、しばらく観察しました。
セミは日没後に羽化することが多いそうなので、昼間に見ることが出来たのは幸運でした。
発見した時には伸びきっていなかった翅もすぐに伸び、完全体になりましたが、ここで昼休みが終わってしまい、翅に色がつくまで見ることは出来ませんでした。
翅脈を拡大して見てみると、アブラゼミであると思われます。
一般的に、セミは短命と思われていますが、アブラゼミは幼虫として土の中で6~7年過ごした後に、地上に出て成虫になり、2~3週間生きるので、決して短命ではありません。
暑い夏を精一杯生きているセミに負けないように、暑くても頑張ろうと思った1日でした。
2015.07.13
ナミテントウ
こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の高橋です。
この蛹はナミテントウのもので、幼虫・成虫ともに
アブラムシを食べることから益虫として扱われます。
食欲旺盛であるため、その幼虫が生物農薬として売られているほどです。
ナミテントウは翅の模様のバリエーションが多いということが有名です。
全体が黄褐色、黄色に黒紋、橙色に黒紋、黒色に赤紋など様々で、
とても同じ種類のテントウムシとは思えないほどです。
2匹並んでいるのはどちらもナミテントウで、上が黒色に橙紋タイプ。
全体が黄色いのは羽化したてでまだ色が付いていない状態です。
色が付くとこんな模様になりました。
橙色に黒紋(19紋)タイプだったようです。
模様は遺伝子で決まり、地域性もあるようです。