2016.04.25
素晴らしい景色と感動のおもてなし
こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。
昨日は、香住ジオパークフルマラソンに出場してきました。
昨年にも参加し、とても厳しいコースであることを思い知ったはずなのに、募集が始まってすぐにエントリーしてしまいました。
フルマラソンを走ったことがある人も、そうでない人もどうせ走るなら気温が高くない日に平坦なコースを走った方が良いのでは?きっとそう思うはずです。
しかし、香住ジオパークフルマラソンはアップダウンのある香住の海岸沿いを、気温が20℃前後になる4月下旬に走ることになります。
理由は単純に、この大会が素晴らしいから...。
写真を撮ることは出来ませんでしたが、天気が良い日の山陰海岸は本当に綺麗です。それに、思い入れがある地域であるためか、沿道の方々の声援は家族に応援されているような温かさがあり、本当に励みになります。
そして、感動はゴール後のかに雑炊、紅ガニ、ホタルイカの振舞い、参加賞へと続きます。特にゴール後に汗が冷えた体には、かに雑炊が染み渡ります。
また、参加賞の干物や海苔の佃煮、梅ドリンクは、私も毎月お伺いする弊社のお客様の製品であり、製造されている方々の顔が浮かびますので、大変嬉しく思います。
この様にコース自体は厳しいですが、人の温かさ、人をもてなすという精神に溢れた大会が近くで開催されることは、ランナーとして大変恵まれていると思いました。
他人に喜びを与える、他人を感動させるということは、事業として大成功であると感じましたし、自分自身もただ仕事をこなすだけではなく、お客様に喜びや感動を与えられるような仕事をしようと思いました。
香住の皆様、今年も大変お世話になりました。来年も絶対出場します!!
2016.04.11
世界遺産
こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の高橋です。
先日、研修で沖縄に行って参りました。
沖縄といえば、青い海と白い砂浜ですが、今回特に印象的だったのが琉球石灰岩です。
琉球石灰岩とは、数万年前にサンゴなどが堆積して形成された石灰岩の地層です。南西諸島に広く分布し、沖縄では古くから城壁・石垣・階段など、さまざまな場所に使用されています。
琉球石灰岩の特徴は、明るい象牙色とサンゴに由来する多孔質の質感で、建材に使われていると南国にあってもどこか涼し気な雰囲気になります。
首里城でも石垣などに使われており、世界遺産の園比屋武御嶽石門も琉球石灰岩でできています。首里城は1945年の沖縄戦で焼失したものの、沖縄の人たちの念願で再建され、今では沖縄のシンボルとなっています。再建されたものであっても、歴史背景などをよく勉強するとその存在感に圧倒される感じがしました。
私どもの会社では、虫による食害やカビなどから文化財を守るための燻蒸を行っておりますが、それも過去と未来を繋ぐ重要な仕事であり、特に責任感を持って取り組まなけらばならないと改めて感じました。
2016.04.01
アゲハヒメバチ それとも・・・
こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の吉田です。
先週(3/24)、アゲハ蝶の蛹3匹のうち1匹から、アゲハではなく、アゲハヒメバチという
寄生蜂が出てきてビックリしたお話しをしました。
残り2匹の蛹も寄生蜂にやられている可能性が高いと思いつつも、僅かな期待を胸に
観察を続けるもあれから何の変化もない日が続きました。
今朝(4/1)、何気なく蛹のゲージに目をやると、何か大きなものが蛹にしがみついています。
待ちに待った、キアゲハのお目見えです。
たぶん駄目だろうと諦めかけていただけに、喜びもひとしおです。
カラフルで綺麗な翅に、つい見とれてしまいます。
幼虫から蛹になり、そして蛹の中では一部の神経や呼吸器系以外の組織は
一度ドロドロの状態にして、再び成虫の形を形成する。
子供の頃から本を読んで頭では理解していても、
細かい鱗粉が付着して出来ている翅の模様の精妙さや、
口がストロー状に変化するなど、どうしてこうも全く違う形になれるのか
不思議で仕方がありません。
教えられなくても精巧な巣を張るクモや、
幼虫にエサを口移しで与える甲虫(モンシデムシ)など、
虫の世界は不思議や感心することでいっぱいです。