2017.10.24
食品衛生講習会に参加
こんにちは昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。
先週の金曜日に日本食品衛生協会主催の講演会へ出席してきました。
厚生労働省では、食品の安全性の更なる向上を図るため、HACCPによる食品の衛生管理の制度化や営業許可制度等の見直しを含めた、食品衛生法の改正案提出に向けて現在制度の詳細について検討が進められています。
しかし、大規模な食品事業者を除いてはHACCPの普及が進おらず、HACCPを導入していない事業者の方が多いのが日本の現状です。
講演会では、HACCPによる衛生管理を制度として定着させ、実現可能な方法で取組を進めていくことが重要であると言われていました。
そのために、業界団体などが個別の食品・業態ごとに手引書を作成すること、HACCPの正確な知識の普及、導入の支援などが課題ということで、手引書の作成が待たれるところです。
今回の講演会で最もためになったことは、既に小規模な一般飲食店事業者向け手引書が作成されているという事です。弊社のお客様の多くに該当する手引書なので、まずは内容をよく見て問い合わせがあった際には的確に答えられるようにします。
制度化に向けての時期は明確にされていませんが、お客様のお力になれるように今後も情報収集を続けていきますので、お気軽にお問い合わせください。