2023.12.11

今年最終レースだった亀岡ハーフマラソン

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

昨日、亀岡市で開催された第9回京都亀岡ハーフマラソンに出場してきました。
亀岡市は福知山市から約1時間と近隣である事と公認コースなので、以前から何度も出場している身近な大会です。
亀岡ハーフマラソンのコースは序盤に登り坂がありますが、帰りは下りになり、元気であればスピードに乗れて好記録が期待できます。40代の大会記録は1時間15分30秒で、今の自分であれば記録更新が出来るのではないかと思い、積極的に走りました。
15km位までは、想定通りの展開でしたが、残り6kmでスピードに乗り切れず、結果は1時間16分5秒でした。
練習の成果を発揮することが出来て、昨年よりも約6分早くゴールすることが出来ましたが、自分が良い結果だという事は、必然的に周囲の結果も良くて、このタイムでも6位でした。40代トップの方は1時間12分00秒との事で、高い壁が出来たなと思っています。
DSCN0427.JPG

壁は高いですが、来年は入賞出来るように、また1年練習します。
濃霧で肌寒い中でしたが、沿道での沢山のご声援ありがとうございました。八木に京都支店がございますので、シロアリ駆除や害虫駆除、衛生管理でお困りでしたら、お気軽にご相談いただきますようお願いします。

2022.11.10

フワフワ

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の吉田です。

今日はスズメに似ている虫が研究室に持ち込まれました。
これです。

全体2.JPG

フクラスズメという見たままの名前です。
スズメという名がついていますが、スズメガの仲間ではなくヤガ科の蛾です。
冬にふっくらと丸まっているスズメの姿に似ているところから、この名前がつけられたといわれています。
この蛾は成虫のまま冬を越しますので、カメムシ同様、安全に冬越しできる場所を探して人家に入ってくることがあります。

個人的にすごいなと感心してしまうのが、動物並みに覆われたフワフワの体毛です。

腹面側の状態(画像をクリックしていただくと拡大します。)
腹面.JPG
さらに拡大
腹面拡大.JPG

虫感が無いぐらい毛で覆われています。
虫なのに、この毛量。なんか不思議な気がするのは私だけでしょうか?

2022.09.30

女王バチの貫禄

こんにちは昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

先日、キイロスズメバチの女王を採取することが出来たのでご紹介します。
私達の部署でも、繁忙期になると高所で作業を行う際などに脚立を支える補助役として現場へ同行することが稀にあります。
9月になるとスズメバチの巣は大きく成長しており、ハチの個体数も数百匹に増加しているのですが、今回は巣が換気ダクトの中という限られた場所であったため、巣が小さく、働きバチの数も少数でした。
DSCN0155.JPG
駆除後に巣の欠けらや巣から落下したハチを履き集めていると、1匹だけ明らかに大きな個体がいたので持ち帰ることにしました。
DSCN0164.JPG
標本用に温水で油分を取り除いた後に広げてみると、働きバチよりも一回り大きい点と腹部が目立って太い点から、女王バチだと確信しました。
右側の働きバチと見比べると、体が全体的に黒く、翅が破れている様子から何とも言えない迫力を感じます。
今まで採取する機会が無かったので、標本として保管することにします。

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DSCN9857.JPG
スズメバチの生態として、9月の後半には新女王バチが誕生するため、次の世代を守るために最も攻撃性が高くなっています。
人が刺される被害が最も多くなる時期ですので、安全に駆除するためにもスズメバチの巣を発見された場合は、早急にご連絡いただきますようお願いします。

2022.04.08

夜桜と灯りに集まる虫

こんにちは!昭和リーブス福知山本社技術研究室の木曽です。
福知山市内も月曜日頃から各所で桜が満開になり、春の訪れを実感しているところです。
日中に花見へ行きたいところですが、平日はなかなか難しいので夜桜スポットになっている福知山城へ行ってきました。
日中に見る風景と違い、ライトが当たっている部分は輝くように白く、陰になっている部分もお城の白壁に浮いて綺麗でした。
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ただ、職業柄もありスポットライトに集まる虫の多さに驚きました。(3枚目の写真に写っている白い点が虫です)
この先、気温が上がるとさらに虫の数が増加し、夜間に灯りに集まることが想像できます。屋外公園のスポットライトなら特に問題にならないと思いますが、食品工場様や製薬工場様では、夜間に建物内から照明の灯りが漏れると、異物となり得る虫を誘引しますので十分ご注意ください。
弊社では、照明などの灯りに誘引される虫の対策も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

2022.02.28

そろそろ冬も終わり

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

週間予報を見ると今週からは急に気温が上がる様子です。
先週の外出時も、作業を終えて車に戻ると車体に複数のユスリカがとまっており、既に虫が活動し始めているのを目の当たりにしました。
今年の冬は長期予報で伝えられていた通り、降雪や積雪量が多く、日常生活に支障が出た日もありましたが、季節は確実に春へ近付いている様子です。
DSCN9184.JPG

昆虫モニタリングをお世話になっている企業様には、既に報告書の中でお伝えしていますが、虫の発生が増加するとほぼ例外無く建物内への侵入も増加します。
虫の侵入が増加すると、製品の汚染や異物混入事故が発生する可能性も高まりますので、虫の侵入防止にご注意いただきますようお願いします。
防虫対策やお困りの問題、些細なことでも、迅速に対応致しますので、お気軽に弊社までお問い合わください。

2022.01.26

冬の珍事

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の吉田です。
少し遅くなりましたが、年末に起こった珍事をお話しします。

3年程前から突如、庭の畑に山椒の木が3本生えだしました。
おそらく野鳥の糞に山椒の種が紛れていたんだと思います。
それからというもの、葉っぱにアゲハチョウが卵を産んでくれるようになり、山椒とアゲハの成長が見れるという楽しみが増えました。

昨年は、アゲハチョウの幼虫が野鳥に食べられないよう、ある程度まで成長すると虫カゴに移してあげました。
その甲斐もあり3匹成虫にかえってくれて、綺麗な姿を見せてくれました。

アゲハチョウの幼虫は、秋が近づくと蛹で成長が止まり、そのまま冬越しをします。
虫カゴの中の幼虫たちも秋を迎える頃にみんな蛹になり、しばらくはお休みの状態です。
春にまた綺麗な姿を見せてくれることでしょう。

と思っていたところ、年末に虫カゴの中で動く物体が目に付きました。
まさかと思いましたが、立派なアゲハチョウの成虫です。
正直驚きました。(画像をクリックしていただくと鮮明にご覧いただけます)

アゲハ2.jpg

本来、寒い冬を蛹で過ごすつもりが、私が虫カゴを暖かい部屋に置きっ放しにしたばかりに、春と勘違いして成虫にかえってしまいました。
他の蛹たちも成虫にならないよう、すぐに寒い玄関に移動させました。

こんな時期に一緒に舞ってくれる友達もいませんし、子孫も残せず、本当に申し訳ないことをしたと反省しています。
庭に放してあげても寒さですぐに死んでしまうので、せめて寿命が尽きるまでは大切に世話をしてあげようと決めました。

エサは自分からはあまり飲まないので、爪楊枝でストロー状の口吻を伸ばしてあげて、エサの場所を教えてあげました。
砂糖水が一番お気に入りだったように思います。
夜は部屋が明るいのでタオルで覆い、朝は朝日が当たる場所に置いてあげました。

こんな真冬でも通常と同じくらい約2週間一緒に過ごすことができ、その後天国に飛び立ちました。
墓標の代わりに、生まれ育った山椒の木の下に埋めてあげました。

この山椒の木には、今年の春も沢山のアゲハチョウが訪れてくれることでしょう。

2021.10.20

動く枯れ枝

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の吉田です。

先日、運動も兼ねて夜歩いていると、僅かに動く枯れ枝が目に留まりました。
もしかして?と思いよく見ると、やはりナナフシ(トゲナナフシ)でした。
子供の頃はたまに見かける事がありましたが、最近は全く見ていなかったので、珍しいものを
発見した気持ちになりました。

ナナフシ画像.jpg

この虫は木の枝に上手く擬態するため、枝に留まっている時はよほど注意しなければ見つけられません。
又、夜行性であることも見かける機会が少ない理由かもしれません。

この虫の特徴はまだあり、メスだけで卵を産み繁殖(単為生殖)することが出来ます。
そのためオスは必要なく、実際に今までオスは数例しか発見されていないそうです。
今回捕まえたナナフシもやはりメスでしたが、いつかは希少性の高いオスを見つけてみたいものです。

2021.05.27

もうホタルの時期...今年は早い!

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

5月も終盤になり、白アリの羽アリの確認依頼や訪問先から持ち帰られた虫の調査依頼など、様々な虫の問い合わせが増えています。
今年は桜の開花が早かったことや4月に白アリの羽アリが出現した様に、草花や虫の生育が例年と比べて早いと感じます。
昨夜も、もしかしたらと近所の小川へ行ってみると予想通りホタルが飛んでいました。
しかも、予想以上に沢山!!
娘達も今年初のホタルに大喜びでした。
DSC_0846.JPG
DSC_0847.JPG
短時間ですが動画だとこんな感じです。緊急事態宣言下でどこにも出かけられませんが、徒歩数分でこの風景が見られることは大変ありがたいですし、しばらくの間は毎晩ホタル観賞をせがまれそうです。

MOV_0856~2.mp4

2021.05.21

じゃがいもの花

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の吉田です。

昨年の夏、台所に半分残っていたじゃがいもを何気なく家庭菜園に植えました。
秋頃に出た芽は元気が無く冬に枯れてしまいましたが、春に出た芽は元気が良く、今日見ると紫色の綺麗な花が咲いていました。(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。)

じゃがいもの花.jpg


本来なら昨年の夏に食べられていたはずのじゃがいもですが、かわいらしく花を咲かせて挨拶されると良い事をした気分になります。
じゃがいもの花言葉は、「恩恵」「慈愛」「慈善」「情け深い」といった、どれも優しい言葉です。
初夏には収穫させていただき、美味しさの恩恵を受けたいと思います。

さんしょの葉.jpg

嬉しいことに、今年も山椒の葉にアゲハチョウの幼虫が遊びにきてくれました。
立派なアゲハチョウに成長しましたら、またご報告させていただきます。

2021.04.14

山椒

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の吉田です。

春を迎え、我が家の庭も活気づいてきました。
アスパラも土から顔を出し始め、ニンニクの葉や茎も大きくなってきました。

アスパラ.jpg

冬の間は葉を落とし、枝だけの寂しい姿をしていた山椒も元気に芽吹いています。

山椒.jpg

この山椒は2年程前から急に生え出した新入りで、私のお気に入りです。
おそらくメジロなどの野鳥が庭に遊びに来て糞を落とし、糞の中にあった実が芽を出したのではないかと思います。

お気に入りのもう一つの理由は、山椒の葉を目当てにして、アゲハチョウが来ることです。
去年も卵を沢山産んで、沢山の幼虫が孵りましたが、幼虫が食べる速度に葉の成長が追い付かず、皆死んでしまいました。
そんなこともあり、今年はもっと大きく成長して、沢山の葉をつけて欲しいと思います。
無事、綺麗なアゲハチョウに成長しましたらご報告します。

  <7年前に研究室で成虫になったアゲハチョウ>
キアゲハ.JPG

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