2016.05.20
玄関に穴を開けた犯人は?
こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の吉田です。
GWに嫁の実家に帰っていた時のことです。
ふと何気なしに玄関の庇(ひさし)を見ると、親指が入りそうな位の大きな穴
(直径15mm程)が開いています。
なぜ?と思いながら、しげしげと眺めていると、何やら穴の奥で黒いものが
見え隠れしています。
木にこんな大きな穴を開けながら掘り進めるものは、おそらくあの虫しかいません。
穴にビニール袋を被せて刺激してやると、予想通りの虫が飛び出してきました。
クマバチです。
体長20mm前後のハチですが、ずんぐりむっくりで幅が大きいため、なかなかの
威圧感です。
でも見た目とは裏腹に性格はおとなしく、手で触らない限り刺されることはまずありません。
しかし、このまま放っておくと木に穴を開けながら40cmも掘り進んで巣を作り、
庇に甚大な被害を及ぼします。
可愛そうですが殺虫剤で駆除し、穴は紙粘土で塞ぎました。
クマバチ以外にも、キクイムシやシロアリのように家屋を加害する虫がいますので、
家の変化にはご注意下さい。