2022.02.03
雪の中の旗が教えてくれるもの
昭和リーブスの藤岡でございます。
早いもので1月が終わり早くも今日は節分です、平素ホームページをご覧くださりありがとうございます。
昨年末から年始にかけまして例年に比べ私の住む地域では雪が多く、正月休みも除雪作業に追われる日々でした。年末年始に比べ雪は少なくなったというもののまだ、山間部や、北側の日陰ではまだ雪が残っています。
普段車でよく走る道路ですが、山間部で雪の多い地域ですので、まだ田畑や歩道に雪は残っています。そこで、所々で赤色の旗が地面に刺してあるのを見かけます。
普段は気にすることが無いのですが、所々に旗が立っていますので、通るたびに気になります。車窓から見るだけに留めておりました。どうしても気になるので、車を停め近くで確認したところ、消火栓の目印として旗がさしてあるのでした。
消火栓は、地域にとりまして、無くてはならないもので、万一の時には一刻を争いますから、初期消火のためには欠かせません。私の住む地域でも、年に一度は消火栓の点検と水出し訓練を行っていますが、大雪にでもなると、消火栓が雪に埋まり、肝心の初期消火が出来ないという事態になりかねませんので、あらかじめ消火栓の箇所が分かるように目印として旗を立ておられるのだと思います。
雪の多い地域ならではの知恵だと思いますが、同じような工夫が道路でも見られます。道路わきに設置してある視線誘導用ポールですが、雪で隠れることの無いよう先端の紅白のポールが伸びて路肩の位置が分かるようなっています。
こうした発想は、先人の知恵といいますか、普段から考えていないと生まれないものだと思います。自分に置き換え仕事でも改善することが無いか、もっと良くなることが出来ないか、常に意識しておかなければならないことだと教えられたように思います。