2015.07.30

セミの羽化

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

昼休みに羽化中のセミを発見したので、しばらく観察しました。
セミは日没後に羽化することが多いそうなので、昼間に見ることが出来たのは幸運でした。

セミの羽化①.JPG

発見した時には伸びきっていなかった翅もすぐに伸び、完全体になりましたが、ここで昼休みが終わってしまい、翅に色がつくまで見ることは出来ませんでした。
セミの羽化②.JPG

翅脈を拡大して見てみると、アブラゼミであると思われます。
一般的に、セミは短命と思われていますが、アブラゼミは幼虫として土の中で6~7年過ごした後に、地上に出て成虫になり、2~3週間生きるので、決して短命ではありません。
暑い夏を精一杯生きているセミに負けないように、暑くても頑張ろうと思った1日でした。

2015.05.07

シロアリの羽アリが飛び出しています!

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

ゴールデンウイークが終わり、久々に出社するとシロアリの羽アリに関する問い合わせが複数あるようです。
5月に入ってからは気温の高い日が続いており、いよいよシロアリの羽アリが飛び出す時期を迎えました。
床下や朽木の中など人目につかない場所に生息しているシロアリですが、年に1度、新しい女王アリと王アリが巣から飛び出します。
これは、飛び出した所にシロアリの巣がある決定的な証拠であり、万が一家屋や周辺で発見することが出来れば、各種対策を行うことによって家を守ることが出来ます。
私も5日の午前中に娘を連れて近所を散歩していると、あるお宅の庭に積まれている木材からシロアリの羽アリが出ているのを目撃しました。
私自身、入社して11年が経ちますが、資料の写真でしか見たことがなかったもので、あまりの羽アリの数に大変驚きました。

白あり③.JPG

きっと、木の板が何年も放置されていて、かなり大きな巣があるのではと推察されます。
今回はたまたま屋外でしたが、自分の家であったならパニックになっていたことでしょう。
大切なお家をシロアリの被害から守るため、羽アリを発見されたら速やかに弊社までご連絡ください。

また、シロアリの羽アリが飛び出す時期を少し過ぎると、クロアリ(一般的に見られるアリ)の羽アリも飛び出します。
虫の体が小さいので、分かりにくい場合があると思われますので、見分け方の資料を載せておきます。
シロアリとクロアリの羽アリ.pdf

2015.04.27

フルマラソンを走り終えて。その②

こんにちは、昭和リーブス福知山店の木曽です。

昨日、第2回香住ジオパークマラソンに出場してきました。

香住は、モニタリング管理をお世話になっているお得意先が多数あり、10年以上、毎月2回は足を運ぶ大変思い入れのある地域です。
昨年11月に初マラソンを走り終え、次はどのマラソン大会に出ようか考えていたところ、仕事の移動中に街中に貼られているポスターを見てエントリーしました。
結果としては11月以降走り込んだ甲斐もあり、30分以上タイムを縮めることが出来ました。
ここ最近は気温が高くなり、本格的に虫の動きが活発化しておりますので、日々の仕事が忙しくなってきますが、マラソンの練習と同様に仕事も一生懸命頑張ろうと思います。

香住マラソン.JPG

2015.02.12

異物同定に新たな力

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

この度、研究室に新しい機材が導入されました。
有機物の同定に有効な赤外分光光度計「IRAffinity-1S」です。
FTIR全景.JPG
どの様な用途に使用するか簡単に説明すると、何なのか分からない物質を特定する機械です。
これまでは、依頼されたサンプルに対して顕微鏡観察や燃焼試験などの方法でしか異物を調査することが出来ず、推察の域でしか報告することが出来ませんでしたが、この機械によって赤外分光法による物質の特定が行えるようになります。
赤外分光法とは、サンプルに赤外線を照射し、透過または反射した光を測定することで、サンプルの構造解析を行う分析方法です。
チャック付き袋.JPG
試しに、どこにでもあるチャック付の袋の正体は何かを分析してみると、赤外吸収スペクトル(IRスペクトル)が下のグラフのように現れ、PE(ポリエチレン)であることが分かります。
チャックつき袋.png
この物質ごとに固有であるIRスペクトルをデータベースと照合させることによって、物質を特定するのです。
ただし、金属などの無機物を測定することは出来ないため、同定できる物質に制約があります。
これからは、精度の高い異物同定報告書を作ることが出るようになりますので、より多くのお客様にご利用頂きたいです。

2014.11.29

フルマラソンを走り終えて。

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

先日、本社がある福知山市で第24回福知山マラソンが開催され、私も初めて参加しました。
きっかけは、昨年30才になるにあたり、ここ数年何も運動をしていないことに危機感を感じ、1人でも気軽にできる運動として、家の近所を走り始めたのがはじまりです。
そして、ただ単に走るのではなく、何か目標をということで、身近にある福知山マラソンに出ようと思いました。
いざ目標を立ててみると、何とか達成しなければいけないという気持ちになります。インターネットで練習方法を探してみたり、雑誌を読んで調べてみると、走るだけでなく、筋力トレーニングをしたり、全身のストレッチを行って、全身を鍛えなければいけないことが分かりました。
仕事柄、分からないことを調べる、研究する習慣がついているのですが、情報量があまりにも多く、沢山の方がフルマラソンを走りきるために練習を行われている事がよく分かりました。家庭を持ち、自分だけの時間というのは少なくなりましたが、同様に少ない時間で練習を行われているランナーの方も多く、大変参考になりました。

初マラソンを走り終えた感想は、達成感はありましたが、自分ではもう少し早く走ることが出来るだろうと思っていたので、悔しい気持ちの方が大きいです。しかし、努力は報われるということを実感しましたので、今後のランニングや仕事においても、より一層の努力を重ねて良い結果を出そうと思います。
完走Tシャツ.JPG

2014.09.20

スズメバチにご注意!

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。
今年は気温が下がるのが早く、朝晩は寒いくらいですね。

秋は運動会や秋祭り、ハイキングやキノコ狩りなどで、普段は人が集まったり、立ち入らない場所に沢山の人が集まる機会が増えます。
その際に、事前に人が集まる場所にスズメバチが巣を作っていないかを確認して頂きたいと思います。
この時期は巣も大変大きくなり、巣の中にいるハチの数も数百匹から数千匹にまで増えます。
また、秋には次の世代が誕生するので、巣を守るために攻撃性が高まり、人が刺される件数が最も多くなります。刺された人によっては、アナフィラキシーショックによって死んでしまいます。

秋のイベントを楽しく安全に過ごすため、スズメバチの巣を見つけられた場合は速やかに弊社までご連絡頂きますようお願いします。
お客様の安全を守るため、迅速に巣を取り除きにお伺いします。

スズメバチの巣.JPG

2014.08.05

身近に潜む危険

こんにちは、昭和リーブス福知山店の木曽です。

今回は、身近に潜む危険な虫についてご紹介します。
夏になると家の周りにあるフェンスに草が巻き付いたり、庭木が伸びてきます。
お盆休みが間近に迫り、休み中に手入れをされる方もおられると思います。
その時、草の陰や庭木の間をよく見ておかないと写真の様にアシナガバチが
巣を作っているかもしれません。


CIMG5100.JPG

CIMG5101.JPG

幸い、私は気づいたので刺される事はありませんでしたが、アシナガバチもスズメバチ科ですので、毒はスズメバチよりも弱いですが、アナフィラキシーショックにより死亡することもあります。

楽しいお盆休みを過ごすため、アシナガバチだからと言って油断せず、弊社にご相談頂きますようお願いします。

また、アシナガバチに限らず、スズメバチやミツバチ等のハチ全般の駆除業務を行っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。
これからの時期は駆除依頼が混み合いますので、お早めにお問合せ頂ければ幸いです。

2014.05.01

ヒメマルカツオブシムシ

こんにちは昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

今日は久しぶりにヒメマルカツオブシムシを捕まえたので、ご紹介したいと思います。

ヒメマルカツオブシムシ成虫.JPG

この虫は成虫は害が無い虫なのですが、幼虫は名前の通りカツオブシや煮干しなどの乾燥した動物性の食品や毛織物、絹、カーペットなどをエサとするので、食品や衣類の害虫になります。

成虫は5月頃に現れますので、これから皆さんのお家でも目にする機会があるかもしれません。ちなみに大きさは2~3mmとかなり小さいです。
ヒメマルカツオブシムシは交尾し、産卵を終えてから屋外に飛び出すため、もしもこの虫を見られたらタンスやクローゼットの中に産卵した後かもしれませんので、念のため防虫剤を入れておかれる事をお勧めします。

ちなみに幼虫は小さな毛虫の様な姿をしています。
ヒメマルカツオブシムシの幼虫.jpg

暖かくなり、様々な虫が活動する時期となりましたので、虫に関するお悩みはお気軽にご相談下さい。

2014.01.14

目標を持って行動する!

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

新しい年を迎えたと思ったら、あっという間に既に2週間も経っています。
会社では、初出社の日に抱負を書き、提出する習慣があります。
新年に目標を立てて1年間頑張ろうという気持ちを持つことは大変重要な事で、目標を達成した喜びは例え小さな目標であっても大きなものです。

昨年に、以前から会社の玄関に置かれているポインセチアが弱っているように感じ、なぜか研究室で世話をしてみようと思い立ち、どうせならクリスマス時期に売られているように葉が赤くならないものかと色々調べた結果、短日処理というものをしないといけない事が分かりました。
ポインセチアは、夜の時間が12時間以上になると花芽を付けるそうで、クリスマス時期に葉を赤くするには、9月頃から40日程度、夜の時間が12時間以上の環境を作らないといけない事が分かりました。
知ったのが、10月になってからだったので間に合わないと思いながらも、夕方になるとロッカーの中に入れ、朝になると出すという作業を行い、12月初めにようやく赤くなりそうな葉が出ました。

DSC_0017.jpg


残念ながらクリスマスに大きな赤い葉を見ることは出来ませんでしたが、今ではそれらしくなっています。

CIMG2670.JPG

ささいな事ですが、目標を持って行動するだけで達成が目に見えた実例であり、日々の仕事においても目標に向かって行動すれば、必ず良い結果が得られるはずです。
私自身も、今年の抱負が実現出来るよう、毎日1回は抱負を見て行動しようと思います。
ポインセチアは、今年こそクリスマスまでに赤い葉が揃うように育てます!

2013.11.12

PESTWORLD2013へ参加しました!

こんにちは、昭和リーブス福知山店研究室の木曽です。

昨年の吉田主任に引き続き、今年は私がアリゾナ州フェニックスで開催されたNPMA(全米ペストコントロール協会)主催の「PESTWORLD2013」へ参加させて頂きました。
到着した初日は、宿泊先のホテルにてバージニア工科大学の昆虫学部 都市衛生害虫研究室で博士号候補の小金丸怜菜氏にアメリカ国内のトコジラミ問題について講義を行って頂き、アメリカ国内ではトコジラミが大変深刻な害虫となっている事と日本とアメリカの被害の拡がり方の違いがよく分かりました。

翌日のPESTWORLD2013の展示会場では、トコジラミに関連した商品が数多く展示されており、前日にお聞きした内容通りに問題の深刻さをうかがい知ることが出来ました。

大会写真1.JPG

大会写真2.JPG

また、研修の合間にグランドキャニオンを見に行く機会があり、あまりに壮大な風景に今までに感じた事の無いほど感動しました。

写真3.jpg


今回の研修では、日本国内では知り得ることが出来なかった知識と貴重な体験をさせて頂きました。この体験を生かして、もっと自分自身の視野を広げていこうと思います。

今回の研修に同行させて頂きましたペストコントロール協会の皆様、出発前から最後まで色々とお世話になった三井化学アグロの小野様、研修へ参加させて頂いたわが社の社長、専務に心から感謝を申し上げます。

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