昆虫の発生要因と侵入要因を解明します。
食品工場において最も注意しなければならない異物混入。その原因の多くが昆虫であると言われています。
当社では、昆虫の種類(科目まで)の確定と捕獲数を毎月調査。その傾向をご報告し、その対策を速やかにご提案いたします。
昆虫の混入は、原因がひとつでないことも多々あります。だからこそプロの技術で徹底した調査が必要なのです。
製品への昆虫の混入を防止するには、作業場内に昆虫が侵入・生息できない環境を作り出さなければなりません。目視調査のみでもある程度の管理状況は確認できますが、昆虫のモニタリングによるデータを用いて現状を把握することが正確な判断と対策に結びつきます。
モニタリングとは「監視する」という意味があり、捕虫器などで虫を捕獲し、採取場所別の捕虫の種類・生態・数を把握して、虫の侵入経路・発生源の推測を行います。
【シートトラップ調査】
主に歩行性の昆虫類(ゴキブリ・ゴミムシ等)調査で、床置型トラップを設置して捕まった虫の種類・数を調べます。
【ライトトラップ調査】
主に飛翔性昆虫類(ハエ・ガ等)調査で、光誘引型の捕虫器を設置して捕まった虫の種類・数を調べます。なお、製品を扱う場所での電撃殺虫器の使用は、乾燥した虫の死骸が飛散して異物混入の原因になりますので、粘着式捕虫器を設置する必要があります。
調査結果から得られたデータを基に、虫の生息場所・生態・数に応じた対策を実施します。
例1)外から侵入してくる虫・・・侵入口となっている隙間をなくす。
例2)工場内で発生している虫・・・食品屑など発生原因を除去。
定期的(毎月)に調査を行いますので捕虫数の変動が手に取るように分かり、対策前後の効果確認も容易にできます。またデータの蓄積により、今後の防虫対策を効率よく行えます。
昆虫モニタリング管理が定着しますと、従業員の方々の防虫意識が向上するだけでなく、取引先の方々から御社の取り組み姿勢をより理解及び評価していただけます。
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